息は吸うよりも吐くことが大切!
昨日のレッスンでは、クラシックの発声を学びたい人に、体の仕組みを使って息をしっかり吐く事を集中してレッスンしました。
息なんて毎日吸っているよって感じですよね。
基本、カラオケ、プレゼン、地声のレッスンでも同じですが、《自分の気持ちを伝えやすい楽器を作るためのレッスン》には欠かせないのが、ブレストレーニングです。
普段みなさん息をたくさん吸うことを意識しても、吐く習慣がないようで、途中でクラっとされる方もいます>_<
歌ではかなり息を吐くのでそんな瞬間もありました。
私のレッスンでは、運動を取り入れてスポーツに近い体の使い方をして、レッスンしています。
だから、筋肉痛になる生徒さんもいます笑
副産物として体も締まります♡
今よく伝えるのが、ブレストレーニングでは、体の中に道を作る作業をしているんだと伝えています。
今は道で言ったら、草がボーボーに生えていて道がありません。
ただ吐くだけでは、歩いて踏み固めるだけ。
それだとすぐ草が生えてしまいます。
そうではなくて、体の本能や筋肉に助けてもらって(武器で)草を刈り取っていく。
体のすべての機能に助けてもらって呼吸するのです。
ブレスコントロールがうまくいき、息の通り道がしっかりしていると、喉の負担も、普段の声も楽に発声する事が出来るようになります。
そのためには歌うための筋肉が必要なのです。
私自身休んだりすると、筋肉が落ち、体の使い方は覚えているため同じように使うと、確実に歌っただけで筋肉痛になります笑
このように、まずからだを楽器として扱うために、ブレストレーニングをしながら歌の筋肉を育てていきます。
何年経っても、ブレスで注意されるので、初心者にも欠かせないトレーニングです(*^_^*)
たくさん息を吸うよりも息を吐いていてみましょう\(^o^)/