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壊れたラジオからの歩くジュークボックス

先日参加させていただいた食事会で、食べる気だけまんまんで参加したら、急遽ご依頼で歌うことに。

その場に参加していた方達は、すごい人たちがいっぱい>_<

有名雑誌のヘアメイクさんや、カメラマンやデザイナーやらアーティスト、あーもうわかんないけどいろいろ笑

だけど、私の気分はカジュアルデーでとーってもカジュアルな格好での演奏になりました笑

この写真素敵な写真家さんが撮影して送ってくださいました。

あー!ドレス着てたらよかった〜とあとから思いますが笑

これが等身大の私です。

舞台の上に立つ時、ドレスを着て、化粧をして、気合いも入れて挑みます。

その時はその時の演奏の良さ。

今回は、即興的に頭に浮かぶ歌三曲をアカペラで歌いました。

自己紹介として
一曲目
オペラ《ジャンニ・スキッキ》よりラウレッタのアリア
「O mio babbino caro」

この場にぴったりソング
二曲目
映画《マイ・フェア・レディ》より
「I Could Have Danced All Night」

ある方にプレゼントで
三曲目
オペラ《セビリアの理髪師》 より
「Una voce poco fa」

私はこの場にぴったり合う歌はなんだろう。

この人にプレゼントしたい曲なんだろう。

いつもなんとなーく頭に浮かびます。

わたしの中で通常営業というか、勝手に流れ始める。

この日は、この三曲。

何年も歌ってない曲もあったけどなんだか、歌っているというより話すみたいに歌ったらなんだか気持ちかった。

不思議な体験だけど、欲も無く、今歌いたいように歌うことに集中して、飾らないで歌に身をまかせると、とっても心地よく体から声が離れていった。

ドレスきて、メイクして、形作ってから演奏するってだけしてたら感じられない感覚だった。

とっても無防備で、飾らない自分で、等身大の歌。

あんなに大勢の前でさすがに無防備すぎる格好で歌うのは稀だから、いいのかなーとか思ったけど

自分が気持ちよかった。

この場にぴったり会う歌、考えて、その場で解放することが楽しい。

沢山の感覚、全身のエネルギーを使ってある意味挑まないといけない手段だけど、私にとっては、新しい自分に気づかせてくれる瞬間だった。

それに気がついたのは、いただいた写真を見た時。

image

アカペラでいろんなとこで歌いたい。

頭で思いついた歌をプレゼントしたい。

私がずーっと小さい時からしていたことだった。

昔はそれがひどすぎて、溢れすぎて、歌い続けていたから、親からのあだ名が「壊れたラジオ」だったけど笑

今は制御少しできるから、「歩くジュークボックス」になりたい!

ってか、今アカペラでやっていることが、歩くジュークボックスだって思った。

いつの間にかやりたいことやってたり、依頼してもらってるんだなって気がついてなんだか嬉しくなった。

それも、この写真を見て感じたこと。

被写体が申し訳ないけど、やっぱりとる人が撮った写真は色々感じるんだって思ったな〜

やっと沢山の時間を経て、少しずつ動き出す感覚。

どうしてもムラがある性質で、熱くなりやすかったと思ったら、冷めてるな〜なんて感じになるけど、疲れたら休むから体に任せるんだ〜

 

 

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