【レポート記事】カラートーンの感動をおすそ分け♪
9月1日に開催した「カラートーン ブルー」に来てくれたお客様がレポートを寄せてくださったので、当日のお写真と一緒にご紹介します!
ちなみに、レポートを描いてくれたのは、2年前の「カラートーン レッド」にも参加してくれた “もねちゃん!”
うたは歌うのも聴くのも大好きなんだそうです♪
**********************
こんにちは、もねです!
ちょっと緊張しますが、カラートーンの感動を少しでも共有したいと思ったので、書いてみました♪
・・・・・・・・・・
「カラートーン」のコンサートは、一昨年に「レッド」に行ったのが初参加でした。
友人に誘われたのがきっかけでしたが、音楽はもちろん、お花や色彩学にも元々興味があったので、「なんて私にピッタリなコンサート!」と心躍ったのをよく覚えています。
今回は、私の一番好きな色・ブルーがテーマということで、レッドの時より更にワクワクしながら参加させていただきました。
1色をテーマにして色々な芸術が楽しめる、というコンセプトがとても素敵で、期待感から、自室にある青いものにふと目が止まるようになったり…(好きな色なので、持ち物にも青が多いんです 笑 )。
「カラートーン」で私がかなり気に入っているポイントの一つが、ドレスコードです。
前回参加した時にも赤い服を着て行ったような覚えがありましたが、今回もチケットやチラシにしっかり書いてありました♪
「 ぜひお好きな 青いもの を身に付けてご来場ください 」
もちろん全身ブルーでかためる必要はなく、ネクタイでもアクセサリーでも何でも良いのでしょうが、せっかくなので水色とネイビーのワンピース、靴下も水色で参戦しました!笑(青いものたくさん持っていたんです、何せ好きなもので)
※コーディネートした写真も載せよう!と妙子さんに言われましたが全力で拒否
当日の会場では、他のお客様も皆、服や小物に青をプラスした装いをされていてとても素敵でした。
ワンポイントで小粋にブルーを取り入れている方もいれば、目の覚めるような綺麗なビビッドブルーのドレスの方もいて、私の全身青コーデも全く浮いていませんでした。よかった!(笑)
更に会場内はお花や絵など青いもので彩られていて、1色に埋め尽くされたお部屋はちょっとした異空間のようでした。私にとっては天国…。
出演者は、ソプラノ歌手の曽根妙子さん、ピアニストの佐藤亜弓さん、カラーイマジニストの相良眞紀子さん、作曲家の相澤洋正さん、フローリストの馬場恵華さん、そして司会者の折戸義広さん。
1部は、折戸さんの進行のもと、曽根さんとピアノの佐藤さんによる演奏というプログラムでした。
1部のセットリストは、妙子さんが「青い」と感じる曲を集めたもの。曽根さんにとって、青は「本当の弱さ」「慈悲深さ」「悲しみを乗り越える」という色なのだそうです。
弱い自分をさらけ出す、悲しみを乗り越えるという妙子さんのテーマを込めて、イタリア語の歌からポピュラーソング、賛美歌まで、様々な「青い曲」を楽しみました。
1部の曲目リストの中には、ピアノソロも1曲ありました。ピアニストの佐藤さんが大切な方を亡くされた時、悲しみと共に沸いてきたメロディーなのだそうです。「やさしい時間」という曲のタイトル通り、柔らかい旋律が悲しみや辛い気持ちに寄り添ってくれるようなイメージを感じました。
曲に色があるって素敵な考え方ですよね。曽根さんは実際に、小さな頃から曲や音に色を感じてきたのだそうです。飛び抜けて鋭い感性をお持ちなのだなぁと感じました。
ちなみに、作曲家の相澤さんは曲に色を感じることはないそうです。
ところが、カラートーンのために曲を書き下ろしていて、テーマカラーの先取りをしてしまったのだとか!
ブルーのつもりで書いた曲を曽根さんに「これは白い曲ですね(※白は来年のテーマカラー)」と言われてしまったという裏話も明かしてくれました。ある意味すごいです!笑
そんな相澤さんが作った曲も何曲か聴くことができました。曽根さんがMCの中で、相澤さんの書く曲や歌詞にエンパシーを強く感じるとおっしゃっていたのですが、実際に曽根さんの歌声で相澤さんの曲を聴くと、何となくわかるような気がします。
シンプルで優しい歌詞とメロディが、曽根さんの歌声に乗せてスッと心の中に入り込んでくる感覚に、心が洗われました。
1部が終わると、ビュッフェ形式のお食事タイムが挟まります。今回のテーマカラーにちなんだブルーのフルーツカクテルゼリーがとてもお洒落で、しかも美味しくて印象的。
お客様も、一番たくさんシャッターを切っていたメニューだと思います。そのほかのお料理もどれもとても美味しくて、一応お昼を済ませてきたはずなのにたくさん食べてしまいました(笑)
演奏に聴き入ってすっかり忘れていましたが、実はウェルカムドリンクも綺麗なブルーのお色で、テープルセッティングと相まって幻想的な美しさでした。
飲み物もアルコールからジュースまでたくさんあるので安心です♪
(私はお酒が飲めないので専らフルーツジュースを渡り歩いていました)
お食事が一段落したところで、2部のスタートです。出演者の皆さんが衣装チェンジして再登場されました。
どれも珍しいデザインのドレスだな、と思っていたら、実はこの2部の衣装は、先の東日本大震災で被災した着物を集めてリメイクしたものなんだそうです!
華やかな和柄の生地が見事に洋装アレンジされていて、離れたところから見ても柄織りの立体感が引き立っていました。
2部も曽根さんの歌からスタート。
曽根さんは今、沖縄を拠点の一つとして活動されているということで、沖縄の民謡を取り入れた相澤さんアレンジのメドレーを歌ってくれました。琉球音楽の独特な音階とリズムに包まれて、一気に心は沖縄へ飛ばされます。民謡って心が落ち着きますよね。
その後は、出演者の方それぞれのトークショーのような形で進みました。
カラーイマジニストの相良さんは、ヘアメイク、ファッション業界のレジェンドのような方!一人ひとりの肌トーンに合わせたパーソナルカラーの考え方は日本にも少しずつ広まってきていますが、これは相良さんのお力あってこそなのだそうです。
色の専門家の視点から、パーソナルカラーに基づいた似合う色・似合わない色のお話を聴けました。「会って10秒でその人に似合う色がわかる」という言葉の通り、参加者の方をその場でカラー診断するというサプライズもあり、特に女性陣は(私を含めて)興味津々でした。
会場内のお花を全てコーディネートしたという馬場さんは、いけばなに始まり、園芸やハーブ、震災支援など多方面で活躍されているそうです。
「カラートーンレッド」の時にも感じたのですが、馬場さんのアレンジするお花、本当に素敵なんです!いつまでも眺めていられる、吸い込まれそうな感覚に陥ります。
今日のトークでは、東日本大震災の復興支援に参加した時のお話から、今回のリメイク衣装への思いも語られていました。
プレゼント大会では、バラエティーに富んだプレゼントが当たる抽選会に大盛り上がり!曽根さんや相澤さんのオリジナルCDに始まり、相良さんがプロデュースしたファンデーションなどの化粧品、馬場さん手作りのハーバリウムやフラワーリースなど、出演者の皆さんにちなんだ素敵なラインナップに心が躍ります。
私も運良くプレゼントが当たり、サイン入りのCDをいただきました!わーい!!
そしてこの日一番の盛り上がりは、「全員合唱」だったのではないでしょうか。プログラムを見た時から面白そうで気になっていたのですが、思った以上に熱気の高まった時間でした。
「みんな座っていて体固まっちゃってないですか?」という曽根さんの一言で、まずは体をほぐすところから始めるという、歌への徹底ぶり!(笑)
曽根さんは割と体育会系のようです…。
私のいたテーブルでは、曽根さんの歌のレッスンを受けている方が何名かいらっしゃって、「いつものが始まった!」と要領よくストレッチされていました。
そうして和やかに始まった合唱は、色や音楽や空間に心が浄化されていくようでとても気持ちがよく、スッキリと澄んだ空気で会場を満たしたような気持ちでした。
最後に記念撮影をして、会はお開きになります。音楽、食事、お花、ファッションと、青い色をテーマに、幅広いジャンルを一気に楽しめた時間でした。
曽根さんをはじめ、出演者の皆さんは一人ひとりとても豊かな感受性を持っていて、まさに「感性の集団」という感じです。そんな鋭い感覚で作られた芸術空間は本当に心地よくて、透き通った空気の中に響く曽根さんの歌声に、身も心も浄められる気持ちでした。
曽根さん曰く、カラートーンのテーマは毎回選んでいるわけではなく、「この色だ」と強く感じることで決めているのだそうです。
そして、来年のカラーは白。まっさらな、今から色をうめていくキャンバス、新しい始まり、というようなイメージが既に沸いているそうです。
白い衣装、白い花、白い曲に彩られた会場はどんなに綺麗だろうと、来年の「カラートーン ホワイト」への期待を胸に、会場を後にしました。
– 編集後記 –
来年の「カラートーン ホワイト」に参加したい!
案内をいち早く受け取りたい!
という方は妙子さんの公式LINEに登録しておくと
開催が決まったタイミングでご案内が届きます♪