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こころのグラデーションを楽しむ – カラートーン –

 

9月1日に開催した様子を参加者がレポートしてくれました。

 

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今年で4年目と開催となる曽根妙子のカラートーン。
全国各地で年間80以上のイベントを開催している中でも、このイベントは特別なものだという。

彼女の代名詞「こころうた」が詰まったカラートーンについて伺った。

 

 

年に1度の特別なイベント

 

――今回は、曽根妙子さんがプロデュースを行うイベント「カラートーン」についてお聞きしたいと思います。カラートーンとは何ですか?

 

カラートーンは私が唯一、リサイタルのイメージで企画しているコンサートで、4年前から年に1回開催しています。

毎年、テーマカラーを決めて、その色に合わせたコンサートを作っています。ひとことで言うと、「これが曽根妙子です!」っていうコンサートでしょうか?(笑)

私オリジナルのリサイタルをやりたいってずっと思っていたんです。うただけじゃなくて、おいしいお食事や綺麗なフラワーアレジメントに、プレゼントもある。

素敵な会場で、会場に足を運んだ瞬間から帰るときまで心が喜ぶ結婚式みたいな贅沢なコンサートがやりたくて!それで、各分野で一流の方々にご協力いただきながら開催してきました。

 

普通のコンサートの場合、依頼を受けて、どんなお客様がいらっしゃるとか、こんな雰囲気がいいとか、要望にお応えしながら作っていくんですが、 “カラートーン”は、私がやりたいことだけを詰め込んだコンサートなんです。

いつも応援してくださる方や、この1年で新たに出会った方々に楽しんでもらいたい!きっと一番楽しんでいるのは私だと思いますが(笑)、他のコンサートとは全く違う魅力を感じていただけると思います。

 

カラートーンのリハーサル風景

 

今年のカラーは「青」

 

――毎年「テーマカラー」があるみたいですが、その年の色はどうやって決めているんですか?

 

これは、私の「今年の色」なんです。選んで決めているわけじゃなくて、「今年はこの色!」って思うんですよね。今の自分を一番明確に表現している色なんだと思うんです。

例えば今年の私の色は青なんです。だからカラートーンでも、青い曲をうたおうと思っています。

 

――青い曲って何ですか?

 

私、音を聴くと色を感じるんです。音の色、つまり音色(おんしょく)ですが、これは小さい頃からずっとあった感覚なんです。「あ、この曲は赤い音がする、こっちは緑」って。

それに、同じ曲でもうたい手によっても色が変わるんです。だから同じ曲、例えば、カッチーニのアヴェマリアでも青を感じるときもあれば、赤に感じることもあります。反対に、私が同じ曲でうたっても、青でうたうのと赤でうたうのとでは、全然違って聴こえると思いますよ。

 

 

色に込められたメッセージ

 

――初めて聞くような話で驚いています…。

 

そうですよね(笑)

私にとっては当たり前な「色を感じる」という感覚も決して一般的ではないですから、この感覚が合っているのか悩んだり、感じたものをこうやってさらけ出すことに迷いを感じたりしてきました。

“カラートーン”を続けるかどうかを葛藤したこともあります。自分自身と本気で対峙することなので、とてもエネルギーが要るんですね。

でも、そのおかげで、自分を認めてあげることができたのだと思います。迷いを乗り越えた今では、 “カラートーン”に込めるメッセージがどんどん強くなっているのを感じるんです。

 

――今までの “カラートーン”にはどんなメッセージを込めていたのでしょうか?

 

1年目は緑でした。それも、新緑ではなく深緑。深緑というのは針葉樹林の色で、冬の寒さを乗り越えられる緑なんです。

当時の自分には、この話がとてもしっくりきました。

さらけ出す、というのが、その年の私のテーマだったんですね。「11月の緑」をやりたいと思ったんです。

 

11月の緑は、冬の寒さを乗り越えられる強さを持った緑でした。

私はずっと“ふつう”になりたくて、人から“変な人”と思われてしまうかもしれない行動を抑えてきたけれど、この年齢になってみて、「本当の意味で自分を生きてみたい。隠したくない。今は深い緑の力を借りて生きていきたい!」そんなイメージから、さらけ出し、素直になるカラーイメージを選びました。

 

 

2年目の赤の時は、緑と逆に色々な赤を取り入れました。着物の朱赤、ローズの真紅。

赤は色の中で始まりの色でもあり、終わりの色でもあります。

そして、赤は私にとって覚悟の色でした。飛翔の飛ぶって感じですね。

だからこの年には、はじめてイギリスでコンサートをしたり、渋谷でレッスンルームを構えたり。私にとっていのちを生み出すような一年になりました。

 

color tone vol.2 ~Red~

 

2018年は黄色。子供のようなパステルの黄色や、輝きという意味を込めたゴールドを扱いました。

子供の頃ってはじめてが多いはず。だからこの一年は初めて挑戦もしました。

沖縄に家を借りたり、ラジオパーソナリティを始めたり。そんな一年でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑、赤、黄色、そして・・・

 

――先ほど今年のカラートーンは「青」と仰っていましたね。

 

はい、今年(2019年)は「青」です。青と言っても、最初は2種類のブルーが浮かんでいました。

一つはロイヤルブルー、もう一つはターコイズブルー。

でも、日増しにロイヤルブルーが強まっているのを感じています。ロイヤルブルーという色は、私の中では、本当の弱さ、慈悲深い、聖人、真(まこと)の愛、というキーワードを持つ色です。

 

実は毎年、色だけじゃなくて漢字も1つ選んでいるのですが、今年は「安」という字です。

安心とか、安らぎ、安定というイメージ。この漢字もテーマの一つかな、と感じています。

だから、例年バタバタしながら当日を迎えるのですが、今年はバタバタせずに落ち着いた本番を迎えられそうです(笑)

 

青空と曽根妙子

Colore tone vol.4

 

共感 〜 Blueに思いを寄せて〜

 

どんなことが今欲しいかなって
どんなことが癒されるかなって
どんなことが落ち着くかなって

 

そうだよねー!
わかるよー!

 

わたしもそうおもう
それいいね!

って、お互い無理なく共感しながら

進んでいくことを求めている。

 

一緒に悩んで解決したり
一緒に喜びを分かち合えたり
一緒に悲しいねって泣いたり
一緒にそんなのありえない!って怒ったり

なんでも一緒がいいなって

 

でも、気を使って一緒
気を使って共感
そんなのは長くは続かない

 

こころのペースから感じる速度があった人としか
ずーっとはいれない

 

ずーっとこの関係が続いたらよいのに
こんな気持ちが互いに共感し合えば
これまた進める

 

今まで続いていること
今までそばにいてくれたこと
今まで支えてくれたこと
今まで応援してくれたこと

 

全てはこころのペースが近い人と一緒なんだと思う

これからの人生の中で
どれだけこころのペースが合う人たちと出会い
どれだけ共感し合えるかが

私にとっての幸福に繋がる

 

最近いろんな感情を感じることがあった

 

でもなんでそんな中前を見れるか
歩いていれるか

 

それは私の周りには
私のこころのペースに共感してくれた人がいたから

 

そんな人達がいたから進むことができる
青信号です

 

こんなこころのペースを大切に
私にとって青い年が到来する

 

昨年の黄色から青色に移行する
こころのグラデーションを楽しみながら
Colore tone vol.4 Blue開催します!

開催を楽しみにお待ちください♪

 

――今日は素敵なお話ありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

 

9月1日開催 カラートーン -ブルー-  お申し込みは下記から。

 

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