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「タエコを語る」FMラジオパーソナリティー 與那覇 淳さん

プロフィール

與那覇 淳

沖縄県宮古島出身。
宮古テレビ放送記者、地元新聞記者、平良市(現在の宮古島市)広報編集などを経て、現在は琉球新報通信員、FMみやこ「かなす宮古」パーソナリティ。

「喫茶店でオペラが聴ける」という情報を耳にして、友人と訪れたのが妙子さんとの最初の出会いでした。
入場料以上の素晴らしいコンサートに感動し、控え室で初めて言葉を交わしたとき、雲の上の存在だと思っていたオペラ歌手が、気取らず自然体で接してくれる人だと知り、胸を打たれました。

その出会いをきっかけに「いつか大きなホールで妙子さんのコンサートを実現したい」と密かに決意。
以来、妙子さんの音楽や活動を応援し続け、人生の大きな転機となるご縁へとつながっていきました。

初印象についてお聞かせください

A. 飾らない、気取らない、ざっくばらんな性格の方だなという印象でした。

魅力についてお聞かせください


A. 誰に対しても偏見や差別がなく、等しく接する「一視同仁」の人柄は尊敬に値します。それが功を奏して多くの友人に囲まれて、豊かな人生をつくりだしていると思います。

関わってきた中で特に印象に残っていることについて、聞かせてください


A. 妙子さんを助手席に乗せて車で移動中に「好きな曲は?」と私に訊ねてきました。そのときはすぐに答えられず、そのままになってしまいましたが、後で質問の意味を考えました。私の好きな歌をプレゼントしたかったのだと。妙子さんは歌うことが大好きなことはもちろん、自分の歌で相手を喜ばせたい、癒したい、辛い思いをしている人を歌で手当てしたいと常に願っているのだと気付かされました。「こころうた」を届けることは、妙子さんがずっと持ち続けている信念、「心の根」だと思います。


2019年11月13日、オープンしてまもない宮古島市未来創造センターホールで「曽根妙子こころうたコンサート」を開催。300人収容のホールは立ち見が出るほどの大盛況でした。

その直後には、妙子さんが代表を務める「松崎町のうたコンサート」を観るために松崎町を訪ねました。これを観ずして妙子さんを語ることはできないと思ったからです。この出会いが私にとって大きな節目になりました。

松崎町の皆さんや妙子さんの友人らとの出会いが次々に広がり、私の人生の大きな転換点となりました。妙子さんの導きでライブ配信アプリにも参加するようになり、予想もしなかったたくさんの方々との交流が生まれました。その仲間たちが宮古島まで訪ねてきてくれるようにもなりました。

そして2024年1月13日には、宮古島最大のホール・マティダ市民劇場(892人収容)で、妙子さん率いるトリオパッションコンサートを開催することができました。

妙子さんとの出会いで得たものは数えきれません。一人の人物との出会いがこれほどまでに感動とご縁を広げるのか。妙子さんの「笑顔のわっか」は、言葉に尽くせない感謝と力を秘めた「命の輪」だと感じています。

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