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こころ いき→こころ うた

雨から晴れた昨日の軽井沢。

夏子の日頃の行いのお陰か、雨予報から一気に晴れになって、光と新緑に包まれた時間になった。

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石の教会での挙式で、夏子がお父さんの背中を見ながら、細い場所や広い場所下り坂や上り坂があるバージンロードを歩く姿は、涙が滲んだ。

アメリカ人建築家ケンドリック・ケロッグという方が設計し、そのバージンロードは、父の背中を見ながら色々な人生を歩いていく姿を表しているようだ。

人生は色々なことがあるけど、進んでいくんだよなって。

歩きづらいところは慎重に歩いて、行きやすいところは普通に歩いて。

それでいいんだよねって。

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今回披露宴は、コンサート付きの披露宴みたいで、夏子の感謝が伝わってきた。

全て相澤洋正さんによる作曲の結婚式にちなんだ曲の演奏になった。

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夏子とまさるくんの演奏は、まさに、共に歩いていく、支え合っていく二人の姿、また、まさるくんの優しさが表現された演奏だった。

ギターとトロンボーンのアンサンブルは、絶対にお互いに尊重し合いながらでないとできない。

種類の違う楽器が、お互いを尊重し合いながら、気遣いながら演奏する姿は、当日までの合わせを想像しても微笑ましいものだった。

一緒に何かやるって、嬉しいよなって。

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披露宴後半で、ピアノソロの相澤さんの作品を演奏されて、最後は自分の演奏となったとき、すでに、ピアノソロのメッセージです涙腺崩壊していたので気を引き締めた。

でも、ちょっとブログで書いてたこと話してよーとかなっちゃって話したら、また崩壊笑😭

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そんでもって、目の前の夏子すでにボロボロに泣いているからすごい状態だった笑

伴奏が始まったとき、私にとって最高に無の時間が始まる。

空気感だったり、周りの息だったり。

そんな時間を一緒に作ってくれた、ピアニストの圓谷綾乃さんに感謝です。

夏子との思い出や、夏子だったらこの歌詞はこう感じるだろうなって思うことうたに全て託した。

前日とは全く違う歌い方で、綾乃さんとは演奏の中で会話できているように演奏させて頂いた。

合わせでやったことは、こころうた。

歌詞を読み、ここは夏子だったらきっとこんな思い出あったよね。この言葉に対してはこうだと思う、、、なんていうエピソードを語り合った。

夏子を前にしたら、夏子が私の中で溢れると思うからきっと変わるとは伝えてあったけど、やっぱり夏子の周りに対する方々への感謝の気持ちは、私の中にこんなふうに反応するんだと感じた。

情熱的であったかかった。

息継ぎするところや、テンポなど、大きく変化することはない。しかし、本番はこころいき→こころ息が変わるから、音色が変わるんだろうなって。

その場の、会場にいる方々の顔や、息遣い、感情を感じながら歌う演奏は、その場にある息を吸うからか、自分の体を通って声となったときに、その時感じたことがうたとなる。

だから、同じうたを何回もうたっても、あきないし、全然違う感覚で、新鮮に感じているんだなと、また改めて感じた。

だからこそ私はいろんな場所でうたいたい。

その場所にある空気を吸って、うたとして循環したい。

そんな感覚を味わう結婚式だった。

今日は雨。

濃霧の軽井沢で、しっとりひんやりの軽井沢を味わいゆっくりできました。

 

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