一人立つ in London
ロンドンから帰国。
今回のうた旅は濃密だった。
8月16日にイギリスのロンドンで20分間演奏させて頂いた(*^^*)
やっと落ち着いて、静岡の家に帰宅して夕食の時、今回の20分間の演奏の最後に歌ったstand alone の動画を見て、いきなり涙が出てきた。
8月16日にその場で歌った時には涙はでなかったけど、帰宅して落ち着いて見てみたら、私にとっては、ひとつ一歩を踏み出し、一番今の自分にとってよい形で達成したからだ。
今回の会場の外観はこんな感じ!
私の出番までは、四時間ぐらい時間があり、その間リハーサル、PAのかたや、会場のスタッフ、他のアーティストと、全て英語でのやり取り。
着物の襟芯忘れて胸元が決まらなかったり、、、
一番大変だったのが、曲順についての打ち合わせ、また、CDプレイヤーがうまく起動しなくて、PCで音を出したが、直前に返されて、もう必要ないと思ったら、自分が紹介されたあとに、妙子ラップトップくれ!って、??
無知な私は、意味わからなかったけど、ジェスチャーでノートパソコンとわかり、トランクから取りに行ってわたし、パソコン起動までの時間は、自己紹介したり、MCの人と話したり、とにかく時間を埋めた。
一曲目は映画 幸福のアリバイで歌わせていただいた、私のお父さんを日本語で歌います!って英語で言ったのに、何だかイタリア語で出てきちゃって、結構てんぱってんだなと、思った。
だけど歌っている途中で、お客さんたちが感情表現をたくさんしていただいて、本当に興奮した!
二曲目は、アカペラでamazing grace を歌った。
イギリスには黒人の方が多く、まさに本場でこの曲を歌うこと。
覚悟が必要だった。
この曲の時に、なぜ今の私があるのか、うたで何がしたいか、全部言って歌った。
一番身一つで、アカペラでシンプルな気持ちで歌った。
会場が、静かに耳を傾けてくれていることがわかった。
三曲目にはいのち。
お盆の日本の文化を説明し、アカペラで聞いていただいた。
四曲目はシャボン玉。
本当のシャボン玉の曲に込められた意味を話し、日本をたつ前日に完成した伴奏音源で歌えた。
日本の伝統的な子供の曲。
しっかり伝えてきました。
最後の曲はstand alone 。
一人たつ。
この時、舞台には私一人だった。
この日を向かえるまでにたくさんの方々にこころのスポンサー頂いてこの地に立てた。
本当に感謝している。
この土地にたち、英語で説明し、日本語で歌うことを実現し、終わる瞬間。
歌詞の中に、迷い悩むほど人は強さをつかむから、夢を見る~
の部分。
本当だなと思った。
他の演奏者の方もかっこよかった!
歌ったあとは空腹にアルコールでかなり楽しんだ笑
ある意味、夢というか目標を実現した瞬間を感じ、やっと我に帰り、ほっとした。
今日はメンテナンスdayとしてゆっくりして、明日から奈良公演に向けて頑張ります。
宜しければ奈良に遊びに来てください。