みんな、それぞれに伝えられるものがある〜こころうたうたプレ慰問コンサートin大分〜
大分に着いた日
昼食を早く済ませ、すぐ生徒さんたちと九重文化センターに行ってリハーサル
ピアニストの遠江亮子さんとの合わせをした
初めてこんな400人もの人が入る会場でリハーサル
明日歌えるのかなって本当に心配した様子だった。
その日は、何回も歌い翌日本番だけどヘロヘロになった。
翌日連続3公演
よくみんな頑張った
ヘロヘロになるまでリハをしたからこそ力が抜けたはず。
本番の会場で何回も歌い直しできることなんてほとんどないから経験して欲しかった。
はっきり言って
プロでも歌える場所を探してもないんじゃないかっていう世の中
アマチュアで、ましてはまだ挑戦段階の生徒さん達まで三ヶ所もうたう機会をくださったこと。
受け入れてくださった、こども園
小学校
中学校。
ありがとうございます!!
幼稚園から始まり
中学校では体育館で。
子供達と一緒に月桃の花を急遽歌いました!
中学校を対象とした演奏では、ホールで照明、音響までついた400人はいるホールでの演奏。
大変感謝いたします。
いつも思うこと。
うたえる場所があることは当たり前ではないということ。
なんでうたわせてくれるんだろうか。
私になにができるんだろう。
生徒さん達にはなにができるか、なにが伝えられるか。
そんなことを考えながら歌をプレゼントするボランティア活動「うたプレ」をしています。
初めから緊張しないで、褒められて、成功していたらみんなプロで歌手として生きていけるんじゃない?
そうじゃない
みんなはじまりがあって、失敗があって、やりたくてもやれなくて、でもやりたくて、、、
そうやって続けている人たちたくさん見てきた。
プロを目指す人だってそうなんだから、趣味で人の前で歌いたいって思っている人たちなんて、なおさらだっておもう。
だからこそ、もちろんプロで歌手を目指す人を応援することもしたいけど、私はうたが好きな人を応援したいと思って、うたプレ、こころうた音楽教室をはじめました。
でも挑戦している人を見るのってドキドキすることだと思う。
だからこそ、誠意を持って準備をして、なんで歌いたいのか、どんな気持ちを届けたいのかを口にしてから、うたって欲しいと生徒さんにお願いして、MCを自分でしてからうたって頂いています。
そんな思いで、大分に行きました。
公演が終わって翌日、各学校に再度お伺いしました。
小学校では、6年生がインタビューしたいと授業を少し削ってまでキャリア教育の一環として質問してくれました。
先生方と話しした際には、生徒さんの演奏から感じた、挑戦することの素晴らしさ、潔さ、ドキドキ感、好きなことをする良さ、そんなことを言葉や、生徒さん達のアンケートから伝えていただきました。
私はやりたいことをやるってことを選択するときには、怖い、悩み、悲しみ、辛いって気持ちは、やりたいことが本気になればなるほど出てくることだと思っています。
そんな時に、今挑戦している生徒さんの演奏から、学生さん達は、色々と感じ取ってくれたんだと言葉から感じ、涙が出てきました。
みんな、それぞれに伝えられるものがあるということ。
今までうたプレ慰問コンサートに行って言葉になりきらなかったことだったりが少しずつ言葉になってきて、私にとってとても大切な大分公演になりました。